脇見恐怖症とワーキングメモリの重要な関係:

脇見恐怖症とは?

脇見恐怖症とは自分では見たくないのに自分の視界に入った対象(人、モノ)に自然と目が行ってしまうというものです。そのため、脇見恐怖症の人では見たくもない他人の顔をついつい凝視してしまうということが少なくありません。また、それにより他人から気持ち悪いと思われてしまうことも多いと言われ、したがって脇見恐怖症の人は自分の視線や他人の視線を余計に気にするようになります。

脇見恐怖症の重要な原因:ワーキングメモリの機能低下

過去の私には今考えれば軽度の脇見恐怖症がありました。例えば、TVに移っている芸能人の視線に自然と目が行ってしまい(家族がTVをつけていると)、そのTV越しの芸能人と視線が合うと、体が凍り付いていたのです。また、驚くべきことに、道端で猫とすれ違う時に、猫と視線が合うと凍り付き、酷く戦慄したものでした。

このような症状はなぜ起きるのでしょうか?それはワーキングメモリの機能低下です。

ワーキングメモリとは?

ワーキングメモリとは別名作業記憶とも呼ばれ、主に注意集中能力に密接に関わります。例えば、アドリブであるトピックについて話しを披露するとき、そのトピックと整合性を取れるように、一見、関係ない話でもそれと関連付けてヒトは話すように意識します。

この時、今日話すトピック(主題)を頭に保持しながら=ワーキングメモリ機能を働かせながら、関係のない話をしつつ、かつ、その関係性ないように見える話をワーキングメモリを働かせることで、トピックに関連付けて話すようにします。(会話はアドリブなのでワーキングメモリをふんだんに使用します。話が上手な人は一般にワーキングメモリの機能が高く、脇見恐怖症を抱える人の場合、話し下手な場合が多いです。)

ワーキングメモリとはいわば頭の中のメモ帳のようなモノなのです。
この機能が低下すると、注意集中能力が低下するので、自分の視界に入ったものすべてに対して、自分の気を取られ、ついつい凝視してしまうことになるのです。気を取られるということは集中力が低下していることを意味します。

脇見恐怖症の解決方法:

それは上の脇見恐怖症の主な原因から逆算して考えれば簡単に理解できますが、まずワーキングメモリを鍛えることが大切です。ワーキングメモリの機能は外側前頭皮質、前部帯状回という脳の部位が主に司るのですが、これらのいわゆる前頭葉といわれる脳の部位は可塑性(訓練により変わる能力)が非常に高く、筋肉と同じように鍛えれば極限まで鍛えることができるようになるのです。

そして、集中力が劇的に強化されれば、脇見恐怖症の症状なども既に消失してしまうはずです。

ワーキングメモリを鍛える方法

運動



運動はワーキングメモリを強化するのに最適です。例えば、ジョギングを行っても、転ばないように、車に注意するように、呼吸をコントロールするように、と脳が勝手に作動し、ワーキングメモリをふんだんに使用します。また、体を動かすと、BDNF(脳神経栄養因子)と言われる心の病の人で低下している誘導タンパクを増やすことにつながります。BDNFレベルが高い人は明るく元気なひとが多いということがわかっています。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想はまさに脇見恐怖に効果てきめんです。何故ならば、瞑想とはひとつの対象に意識を集中するすなわち注意集中力のトレーニング(ワーキングメモリを鍛える)そのものであるからです。

方法は座禅でも瞑想でも構いません。

サプリメントやクスリ

特定のサプリメントやクスリは脇見恐怖症の改善に非常に効果的です。


まとめ

このような方法を用いていけば、脇見恐怖症を自分で治すことは可能になってきます。

過去の私のように他の心の異常が多数併存しているような重度の人でもその克服は十分に可能になってくるのです。

脇見恐怖症の原因のひとつはワーキングメモリ機能の低下です。脇見恐怖症の人はワーキングメモリを強化する私が上に書いたことを今すぐ実践されてください。

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