視線恐怖は美人やイケメンに多いものなのか?

(最終更新日:2023/06/11)
(概要:)

美人やイケメンだと他人から視線を受けることは確かに若干多くなると思います。
しかし、そういうのであれば、これはブスやブサイクでも同じ話です。

⑴一方ブスやブサイクでも図太く、人の視線も気にしないで元気ハツラツに毎日楽しく生きている人は山ほどいます。

⑵そして美人やイケメンでも性格的に図太い人はやはり他人の目など気にせず、同様に人生を謳歌しています。

 

今回は「視線恐怖に美人やイケメンが本当に多いものなのか?」ということを検証していきます。

視線恐怖に美人やイケメンが本当に多いものなのか?

そもそも誰もあなたのことを見ていない

他人から視線を感じるという人は、はっきり言ってそのほとんどが気のせいのいわゆる”自意識過剰の場合”が少なくありません。

例えば、電車の中で美人がいたとします。

”正気な人”はその人のこと(美人)をジロジロ見るということなどするはずがないのです。

ジロジロ見たら、気まずくなりますし、不審者と間違えられます。

したがって、美人やイケメンで視線を感じるという人の場合、そのほとんどが思い込みや勘違いに他なりません。

自分にしか興味がないのが人間

そもそも人間は自分にしか興味がありません。

人間は自分が一番かわいく、誰も他人に興味などないのです。
ですから、必要以上に他人に興味を持つことはありませんし、ましてや電車の中や道端の赤の他人に興味を持つ確率などさらに低くなることでしょう。

私の友達に芸能人顔負けの美人がいます。


本当に芸能人が色あせて見えるほどの美人です。

しかしながら、彼女は「今まで一度もナンパされたことはない」とある時、話していました。

仕事ができる人はくだらない情報(=他人の視線)は常に遮断している

又、毎日、朝から晩まで仕事に追われ時間に忙殺される仕事ができるサラリーマンや高級官僚ですとか証券マンが電車の中で、美人を凝視しているなんて話は聞いたことがありません。

それこそ、この種の人は朝から晩まで自己研鑽のための努力を励行し、常に仕事に関することを必死になって考えています。

そうでなければ、出世できず同時に即刻、首になります。

私の友人に官僚がいますが、彼の話では朝から晩まで奴隷のように働き、睡眠もままならぬままタクシーで深夜に帰宅する
という生活だそうです。

超難関大学を受験する受験生が通学時間は英語の単語帳を必死にチェックし、暗記にいそしんでいるのと同様に、仕事に専念しているサラリーマン等は自分の業務に関係すること以外基本的に考えている暇など露にもないことでしょう。

美人だろうが、イケメンだろうが自意識過剰だと他人に見られている感じがする

美人やイケメンでも、自意識過剰の人は他人に見られているという実感を持つはずです。

要するに、
「美人やイケメンだから見られている感じがする」というよりも、

自意識過剰だから見られている気がする、というわけです。

逆に、美人やイケメンでも自意識が薄い図太い人は他人から見られている心象は持ちづらいでしょう。

美人やイケメン以上に視線を感じやすい人の好例:

例えば、美人やイケメン以上に他人の視線を感じるのは日本に住む外国人(白人や黒人)でしょう。

ここで冷静になってあなたの体験を振り返ってほしいのですが、電車や道端の外国人をジロジロ
凝視するようなことはあなたにはあるでしょうか?
パッと見て、「あ!外国人がいるな!」と思って終わりのはずです。

見るにしても絶対に相手から悟られない例えばその外国人の背中越しに凝視するとかそういう程度の話で終わる
ことでしょう。

むしろ変わったもの、珍しいものに人の目は行くようにできているので、美人やイケメン以上に変わった
存在である外国人の方が視線を受けやすいでしょう。

しかし、客観的に見ても電車の中や道端で、この種の人を凝視するような人など見たことはありません。(※子供は別の話です)

まとめ

美人やイケメンが視線恐怖になりやすい、視線を感じやすいというのはその多くが自意識過剰によるものです。
一般に第三者をジロジロみたら、気まずいですし、不審者だと思われます。

したがって、多くの人は良識、常識がありますから、酒にでも酔っていない限り、そうした愚行に走ることは
まずないと考えるのが妥当です。

美人だとかイケメンだから見られている気がするというより、自意識過剰だから見られている気がするわけです。
芸能人(美人女優)が電車の中で気づかれないことが多いという話等もこの事実を物語っています。

(参考記事:)
有名人の「全然バレない」は本当…?哀愁漂う気付かれなかったエピソード 6選

やはり、有名人だろうと、美人、イケメンだろうと殆どの人は他人をジロジロ見ていないわけです。

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画像の引用元、参考文献:
https://www.huffpost.com/entry/subway-strangers-commuting-be-nicer_n_5276529

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ABOUTこの記事をかいた人

Masahiro Okiと申します。UCLA治験参加者。国際基督教大学(ICU)中退。 このブログを書いている者です。様々な心のトラブルの科学的な克服法を書いていきます。